期限管理

適性診断はいつ受ける?|初任・適齢・特定の3区分

「一度受ければ終わり」ではありません。とくに適齢診断は3年ごとに続くため、記録していないとまず忘れます。

公開:2026年8月6日 最終更新:2026年8月6日 出典:国土交通省・NASVA

この記事の内容

  1. 適性診断は3種類あります
  2. どこで受けるのか
  3. 指導監督との関係
  4. 期限は2028年3月31日
  5. 期限を逃さないために
  6. よくある質問

1. 適性診断は3種類あります

適性診断は、運転者の特性を客観的に把握するための診断です。 「一度受ければ終わり」ではなく、区分ごとに受けるタイミングが違います

区分対象受けるタイミング
初任診断新たに乗務を開始する運転者乗務開始のとき
適齢診断65歳以上の運転者65歳到達後1年以内、以後3年ごと
特定診断死傷事故等を引き起こした運転者事故後
見落としやすいのは適齢診断です。65歳になった年に1回受けて終わりではなく、 以後3年ごとに受け続けます。3年周期は日常業務のリズムから完全に外れているため、 記録していないとまず忘れます。

2. どこで受けるのか

適性診断は自動車事故対策機構(NASVA)などが実施しています。 申込は各実施機関のウェブサイトから行います。

3. 指導監督との関係

適性診断と特別な指導はセットで語られますが、別のものです。混同しないでください。

何をするか誰が行うか
適性診断運転者の特性を診断するNASVA等の実施機関
特別な指導診断結果等を踏まえて指導する事業者(安全管理者)

対象区分(初任・高齢・事故惹起)は両者で共通しています。 該当したときは、診断を受け、その結果を踏まえて指導を行い、両方を記録するという流れになります。

2年ごと、3年ごとを、頭で覚えない

ドライバーパスポートの「期限センター」は、安全管理者の定期講習(2年ごと)、適齢診断(3年ごと)、自賠責・任意保険、健康診断の期限を一元管理し、残り日数を「あと◯日」で表示します。

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期限センターの一覧表示は無料。登録・ログインは不要です。

4. 期限は2028年3月31日

指導監督・特別な指導・適性診断に関する経過措置の期限は2028年3月31日です。 安全管理者の選任期限(2027年3月31日)とは1年ずれています。

期限対象
2027年3月31日貨物軽自動車安全管理者の選任・届出
2028年3月31日指導監督・特別な指導・適性診断

5. 期限を逃さないために

黒ナンバーの一人親方が管理すべき期限は、適性診断だけではありません。 周期がバラバラなので、頭で覚えるのは現実的ではありません。

項目周期
安全管理者の定期講習2年ごと
適齢診断(65歳以上)初回は65歳到達後1年以内、以後3年ごと
一般的な指導監督年1回
自賠責保険・任意保険契約ごと
健康診断年1回が望ましい
実務的なコツ:2年・3年周期のものは、受けたその日に次回期限を登録してください。 「次は3年後」と頭で覚えておける人はいません。

6. よくある質問

一人で事業をしている場合も適性診断は必要ですか?

該当する区分に当てはまれば必要です。事業者本人が運転者でもあるため、 初任・高齢(65歳以上)・事故惹起のいずれかに該当したときが対象になります。

適齢診断は65歳で1回受ければ終わりですか?

終わりではありません。65歳到達後1年以内に受診し、以後3年ごとに受け続けます。

受診したことをどこに記録しますか?

運転者等台帳の「適性診断の受診状況」の欄に、受診日・実施機関・区分を記載します。 受診しただけで台帳に反映しないと、記録上は受けていないことになります。

期限は、気づいたときには過ぎている

適齢診断のような3年周期は、日常業務のリズムから完全に外れています。プレミアムなら60日前・30日前・7日前に通知が届くので、予約が取れるうちに動けます。

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出典

  1. 国土交通省「改正貨物自動車運送事業法(令和7年4月1日施行)について」 https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_mn4_000014.html
  2. 自動車事故対策機構(NASVA) https://www.nasva.go.jp/
  3. e-Gov 法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/